更年期と生活習慣病の関係は、非常に密接です。

更年期は、これまでさまざまな病気から体を守っていてくれた女性ホルモンが、急激に減少する時期です。その影響を受けて体重も増えやすくなり、生活習慣病にかかる確率も高くなってくるのです。こういった病気と区別するためにも、更年期の症状は、たとえ病院に行くほどひどくなくても、一度はきちんと検査を受けることが必要といえるでしょう。

なお、糖尿病や高血圧は、「一生薬をのみつづけなければいけない」と勘違いしている人が多いようですが、早期発見して、食事療法と運動療法がうまくいけば、薬なしでもコントロールできる可能性が高い病気です。

簡単な検査で見つけられる病気でもあるので、やみくもにおそれず、一年に一度は内科検診を受けることをおすすめします。

食事療法、運動療法はラクではありませんが、確実な効果が期待できる方法です。

医師として心がけているのは、成果が上がらなくても叱咤激励したりせず、経過をじっと見守り、できているところはきちんと評価することだと思っています。

このかたの場合も、最初は何度も挫折しそうになったようですが、マイペースで努力を続けた結果、7キロの減量に成功し、現在ではほとんど薬が必要ない状態になっています。






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