3.老化が気になりはじめる


生物学的に、肉体的なピークはやはり20代。プレ更年期は、少しずつ体全体の老化が始まってくる時期です。そのため睡眠不足や暴飲暴食など、体にちょっと負担をかけると疲れが抜けなかったり、肌トラブルが起きたりと、あちこちに不調を感じるようになります。代謝が鈍くなり、安静時の消費エネルギー量を示す「基礎代謝量」も低下しているため、以前と同じ食事をしていても太りやすくなるのも、この時期の特徴。規則正しい生活をしていれば健康を維持できますが、無理を重ねると不調から抜け出せなくなってしまいます。



2.排卵がスムーズに行なわれにくくなる


プレ更年期に入ると、排卵の様子も変化します。性成熟期前期にはまだ質のいい卵子が充分にあるため、FSHの軽い刺激でスムーズに排卵が起こります。ところが、プレ更年期には卵子の数がぐんと滅って質も悪くなるため、排卵を起こすには以前より強いFSHの刺激が必要になっています。生理周期が短くなるのもこのため。このホルモンを無理に分泌しようとする「脳のがんばり」が、自律神経の乱れを引き起こし、不調の一因になるのです。



1.1ヶ月の生理期間の中での女性ホルモンの落差が激しくなる


プレ更年期に起こる変化のひとつは、一ヵ月の生理周期の中で、女性の心身にさまざまな作用をもたらすエストラジオールの変動が激しくなること。生理周期の中で、エストラジオールは排卵期にもっとも多く分泌されます。プレ更年期の場合も、排卵直前には充分な量のエストラジオールが分泌されます、しかし卵子の数の減少により、排卵期以外のエストラジオールの値が低くなるため、生理周期の中での変動が大きくなるのです。このため、エストラジオールの値が低くなる生理前後や、逆に高くなる排卵期に体調をくずす人が多<なります。






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